2013年7月27日土曜日

やっぱり点検口は欲しいです

住宅診断のご依頼を検討されている方から、

「点検口がなくて床下や屋根裏が見れないなら依頼する意味ないですか?」

と質問を頂くことがあります。

床下や屋根裏を調査するかしないかで申しますと、それは確実に調査した方が良いですが、見れないから意味がないと考えるのは早計です。

住宅診断の確認範囲は多岐に渡りますが、床下や屋根裏の調査以外の方がかかる時間が長いほどチェックポイントは多いものです。

建物の外部なら、、、
基礎の外回りや外壁面、軒裏などに表れている症状から劣化状態や施工不具合がわかる。

建物の内部なら、、
床や壁の傾き、劣化状態、施工不具合がわかる。

これらは、その部分だけを見て判断できないことが多いので、調査時に確認できる範囲を見て総合的に判断・評価していきます。

総合的に判断・評価する上で、床下や屋根裏も調査できた方が良いのは確かですが、できないときにも有効な結果がでることもよくありますので、床下・屋根裏を見れなくても意義はあるといえます。

それでも、確認できた方が良いわけですが、こういったご質問を頂くこともあります。

「現状では点検口が無いので、購入後に点検口を設置してから依頼した方がよいですか?」

これは判断が難しいところですね。調査範囲としては、やはり床下や屋根裏を見たいところですが購入前だからこそのメリット(大きな欠陥がある場合に購入中止できる)もあるため、私としても迷うところです。

理想としては、現状でできる範囲の住宅診断をしておいた上で、購入後すみやかに点検口を設置して再調査することですが、皆様のご予算の問題もありそこまでできないという方も多いことでしょう。

私が利用する側であるならば、上記のようにすると思いますが、それはいろいろな住宅診断の結果を見ているからこそ、そう考えるのであって一般の皆様にとっては判断が難しいですね。

ご自身でしっかり建物を外部も内部も見て頂き、目立つひび割れ、腐食、傾きがないかを確認して頂いてから契約し、その後に購入して点検口を設置して床下や屋根裏も調査というところでしょうか。この点はアドバイスする側の私も正直なところ迷います。

根本的なところに戻ってお話いたしますと、やはり点検口のある住宅を買いたいところですよね。新築時の設計者が点検できる住宅を設計しておけば、考えなくても良い課題なのですが、、、

0 件のコメント:

コメントを投稿