2013年2月11日月曜日

住宅検査でサイコロ?

建築中の住宅検査の検査項目にもいろいろありますが、そのなかには業界用語、専門用語もよく出てきますので、一般の皆様にはそのままお伝えしてもわかりにくいものです。

お電話で

「サイコロも測ってもらえるの?」

というお問い合わせがございました。

サイコロとは、スペーサーとも言いまして、基礎コンクリートのかぶり厚さを確保するために利用されるもので、基礎の配筋検査を行うときに計測します。


上記の写真のグレーの塊、石ころのようなものがサイコロです。

鉄筋の下に置いていますが、これによりコンクリートを打設したときに、鉄筋とコンクリートの一番下側とに所定の厚み(かぶり厚)を設けることができます。

話を戻しますが、「サイコロも測ってもらえるの?」と仰られた時点で業界の方だと思ったのですが、よくお話を伺ってみますとそうではなく、初めて住宅を購入するのでいろいろな本を読んで勉強されているとのことです。

熱心に勉強されているお客様もいらっしゃって驚きましたが、勉強していることが工務店さんに伝わると丁度よいプレッシャーになっているとも仰っておられました。

さて、よく勉強されている方への注意点ですが、

・本やネット情報はあらゆる工法・諸条件に該当するわけではない
・執筆者の見解であって業界一般に通用しない可能性もある
・地域性もある

といった前提を理解しておいてほしいと思います。

間違った情報から現場にクレームをつけてしまうことは、現場を混乱させてしまうだけでなく、その注文に無理に現場が対応したばかりにかえって買主が被害を被ることもあるからです。

専門家であっても、意見が偏りすぎないように調整が必要なことですから、十分にご注意いただければと思います。

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